2. FWD舗装評価システム
5. 空洞・埋設管の調査
6. ブロック塀診断
7. 人力測定による調査
路面の性状を高精度・安全・迅速・効率的に調査し、
ライフサイクルコスト(LCC)を考えた長中期的な修繕計画を提案します。
路面性状の3要素である「ひびわれ・わだち掘れ・平たん性」+IRI(国際ラフネス指数)を計測・収集し、解析を行うシステムです。
・ 走行しながら路面性状の3要素とIRIを高精度に同時測定します。
・ 最大100km/hまでの速度で路面性状を計測できます。
・ 計測のための交通規制が不要なので、安全かつ経済的です。
・ 高速道路では約100km/日、その他一般道路では約60km/日の測定が可能です。
一般道路や高速道路だけでなく、空港滑走路や港湾施設、工場内道路などの道路以外にも様々な路面の性状調査が行えます。
舗装の健全度、路床のCBRを試掘などを行わず、非破壊で知ることができます。
FWD(重錘落下式たわみ測定装置)により測定した舗装表面のたわみ量をもとに、舗装体の健全度、路床CBRおよび残存寿命の推定などを行うシステムです。1日あたり約100測点の測定が可能です。
・ 試掘などの開削を必要とせず、非破壊で測定をすることができます。
・ 1測点あたりの測定時間が3分程度なので、短時間に多数の測定が可能です。
・ 同一路線において多数測定することができ、路線全体が効率的に評価できます。
・ 各層の残存価値を推定できるため、適切な維持修繕工法を選定できます。
一般道路や高速道路だけでなく、空港滑走路や港湾施設、工場内道路、駐車場などの道路以外にも様々な場所での測定が可能です。
電磁波レーダーを使用し、非破壊で舗装厚の測定をします。
掘削工事等が不要であり、時間を掛けずに行うことが出来ます。
コンクリート舗装では、内部の鉄筋を波形で確認することも可能です。
・地中レーダによる損傷検出
橋梁のRC床版上の損傷を非破壊で検出します。
RC床版上の舗装厚を推定し床版を傷つけない切削厚さの設定を提案、
交通規制不要で走行しながらの測定が可能です。
・地中レーダによる空洞・埋設管を検出
地下2m程度までの空洞や地下埋設物を非破壊で検出します。
既存のブロック塀が基準に適合しているか、安全性を確保できる状態であるかを診断します。
~ ブロック塀等の安全対策(地方公共団体の支援制度)~
過去の地震において、ブロック塀等の倒壊によって犠牲者が発生しています。 ブロック塀等の調査・点検、撤去、撤去後の新設、改修等に係る費用について、地方公共団体による支援制度が設けられている場合があります。 |
既存のブロック塀について、塀の高さや厚さ、鉄筋の有無、基礎の状況などをチェックし、診断します。
・診断結果に基づいて、補修や改修、撤去などの提案を行います。
※補修・改修・撤去などの工事業者の紹介も可能です。
ブロック塀が倒壊した場合に通行人や危険がおよぶなど二次被害の可能性がある場合は適切な診断を行い、必要に応じ補修や撤去などの検討をすることを推奨します。
振り子式スキッドレジスタンステスタ(BPN)を用いて舗装路面のすべり抵抗を測定するものです。アスファルト混合物やセメントコンクリートで舗装した路面のすべり抵抗の測定を目的に実施されます。
舗装路面のすべり抵抗を回転式の円盤を用いたすべり抵抗測定器(DFテスタ)で路面の摩擦係数を測定するものです。 アスファルト混合物やセメントコンクリートで舗装した路面のすべり抵抗の測定を目的に実施されます。
路面の粗さとなるきめ深さを回転式きめ深さ測定装置(CTメータ)を用いて測定するものです。
アスファルト混合物やセメントコンクリートで舗装した路面の粗さの測定を目的に実施されます。
路面に対しリバウンドハンマーを用いた反発度法によって反発度を測定するもので、その反発度から圧縮強度を推定します。アスファルト混合物やセメントコンクリートで舗装した路面の反発度測定を目的に実施されます。
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現場透水試験とは、浸透水量の評価をするために現場透水試験器を用いて透水量を測定するものです。
雨水を道路の路面下に円滑に浸透させることができる構造の舗装に対する評価を目的に実施されます。
舗装路面のIRI測定とは、車両の走行時における乗心地に影響する道路の縦断方向における凹凸の度合いを測定するものです。
測定方法は車道舗装におけるIRI測定のため現場で実施するもので、測定器具の違いにより、3mプロフィルメータによる方法、路面性状測定車による方法、3m直線定規による方法の3種類があります。
舗装路面のわだち掘れ量測定とは、舗装路面の摩耗、路盤の沈下、アスファルト混合物の流動等によって、車輪の走行位置に発生するわだち掘れ量を測定するものです。
主にアスファルト混合物やセメントコンクリートで舗装した車道舗装において実施します。
測定方法は器具の違いにより、横断プロフィルメータによる方法、路面性状測定車による方法、直線定規による方法、水糸による方法の4種類があります。